家族が帰国中でさびしく一人で過ごす休日。引きこもってもイカンと思い、ヴァサントクンジのDLFに映画を観に行った。インドに来てからヒンディ映画ばかりで、これが初めて見る洋画。
「ハートロッカー」。
ストーリー;2004年、イラク・バグダッド。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな“命知らず”が送り込まれてきた。地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる――。
映画自体に明確なメッセージはなく、淡々とした描写が続く。そのところがまた、リアルでゾクゾクと男が痺れる良い映画であった。
愛聴している
「小島慶子キラ☆キラ」ポッドキャストで、半年くらい前に町山智浩が紹介していたので気になっていた。家に帰ってブログにアップする為調べたところ、今年の作品賞を始めとしてアカデミー賞6部門を受賞していたと分かった。道理で有名キャストが出ているわけでなく結構地味な映画なのだが、客席が9割程度埋まっていた謎が解けた。
ロケはヨルダンで行ったそうだが、瓦礫やゴミの散らかり具合、建物や町の汚れ具合がインドと負けず劣らず。中東からインドまで古から連綿と続く系譜なのかと。乾燥して熱いと、こうならざるを得ないのかと納得(笑)
しかし洋画でも途中に無理やり休憩を挟むのは止めて欲しいものだ。