冬から春に掛けては古典音楽の季節でもある。そのひとつShriram Shankaral Music Festival 2007に出掛けた。3夜連続で開催され、大ベテラン音楽家がトリをつとめ、若い音楽家が前座をつとめることにより、若い才能を世に出すべくバックアップするという趣旨である。
パンディット・ジャスラジ、シヴクマール・シャルマ、ハリプラサード・チョウラシア。いずれ劣らぬビックネーム。しかも例に漏れず無料というのが嬉しい。(笑) 日曜日のハリプラサード・チョウラシア目当てで行ったのだか、時間の関係で早く帰らなければならず、残念ながら見れず仕舞い。しかしながら、前座で出たコーシキ・デシカンという女性ボーカルがすばらしい歌声を聞かせてくれた。
若いながらも、声量たっぷりでハリがあり、よく通る美声の持ち主。しかも美人。結局、一曲分一時間しか聴けなかったが、それでも十分満足できるほど。バックの演奏との息もピッタリで、10年後にはトップに上りめているのではと、今後の活躍を期待させられる。