ここ数年は、日本ではレンタルで重宝しているので、ほとんどCDを買わなくなって久しいが、帰国というビッグイベントについつい財布のヒモも軽くなるわけで、ドーンと
アナーキーのCDとDVDを購入。
アナーキーは1980年デビュー。80年代前半に活躍した初期日本のパンクの代表格である。筆者はデビュー当時、『11PM』で彼らのライブを観て「日本にもこんなバンドがいたのか」と一発でしびれた次第である。ビートとか歌詞はもちろんのこと、何よりも演奏して歌っているときのアクションが刺激的で格好よかった。
彼らの活躍していた時代にはCDは出ていなかったが、1994年に一夜限りの再結成ライブを決行し、その時にアナーキーのアルバムがCDで再発され、それ以降は廃盤になっている。廃盤と聞くと「二度と手に入らない」と思われ、欲しい熱が高まり、探せば在庫があるもので
amazonで一気に購入してしまった。
今聴き直しても25年以上前とは思えないストレートなサウンドと歌詞で、感無量である。vo.のシゲルの声も良いし、ギター、ベース、ドラムの音の絡みも絶妙で、粒が揃っている。しかし、こんなにパンクが聴きたくなるというのは、よっぽどインドでストレスが溜まっているのであろうか。(苦笑)