ケララ州はインドの中では突出して識字率が高く、ほぼ100%らしい。ということは就学率も高く、ひいては就職率も高い。会社のインド人曰く「全員が職にありつけるので、逆に職が無い。よって、ケララからインド大都市や中東など世界各地に沢山の出稼ぎ労働者が出ている。病院の看護婦さんは殆どケララ出身。」とのこと。なるほど街を見渡してもデリーとは違い、昼間からブラブラしている人が殆ど見られない。
その教育水準の高さは州政府与党である共産党の政策のお陰だそう。街のあちこちにチェ・ゲバラのポスターと看板が掲げられ、共産党旗(赤旗)も普通に軒先に出ていたりもする。逆にインド国旗は殆ど見なかった。
乗り合いバスは南国らしく窓ガラスが無い。雨風をしのげるように内側に巻き取り式の幕がついているのみ。
驚いたのは、トラック、リキシャがピカピカなこと!!定期的に塗装してるらしく、デリーで走っているのとは違い外観がとてもきれいだ。渋滞でしょっちゅうぶつかり合うことも無いのかもしてないが、それにしても総じて金回りが良いのか、常にきれいにしておこうと言う州民性?なのか。道路も2桁国道で決して広くは無いが、整備されており、穴ぼこなどは皆無であった。良い仕事している証拠である。
話されている言語はマラヤーラム語で、映画もマラヤーラム語映画が主流であり、ヒンディ語映画についてはあまり知られていないようであった。
南国らしくフルーツ屋の店先には色とりどりのフルーツが。バナナも大小、黄色、赤!など数種類がある。ちなみに赤バナナを食べてみたが味は普通であった。
おまけは空港で見つけた
マルカワのフーセンガム。パチモンかと表示を見ると本物でした。
会社のHPをみると確かにインドにも輸出していました。